2008年7月23日水曜日

virtualboxバイナリ版のインストール

Ubuntuのリポジトリに入っているVirtualBoxはオープンソース版であるため、USB認識が使えない。
そこで、USB認識が行える本家のバイナリ版をインストールする。
から、Ubuntu用のバイナリパッケージをダウンロードする。
このパッケージは、virtualbox-oseとコンフリクトしてしまうので、既存のVirtualBoxを削除する。

# apt-get remove virtualbox-ose virtualbox-ose-modules-generic

次に、本家バイナリ版をインストールする。
# dpkg -i virtualbox_1.6.2-31466_Ubuntu_hardy_i386.deb

デフォルトではUSB認識ができないため、必要な設定を行う。
まず、/etc/groupでvboxusersにVirtualBoxを使用するユーザーが登録されていることを確認する。
次に、/etc/fstabに次の一行を追加する。
none /proc/bus/usb usbfs auto,devgid=129,devmode=664 0 0

(devgidにはvboxusersのgidを入れる)
あとは再起動すれば使えるようになる。

virtualboxのインストール

パッケージのインストール
# apt-get install virtualbox-ose virtualbox-ose-modules-generic

VirtualBoxを起動し、設定を行う。
まず、VirtualBoxを使用するユーザーをvboxusersグループに追加する。

次に、標準では仮想PCを起動したときに、キーボード入力をキャプチャしてくれないので、対策を行う。
やり方は2通り。

1つは、scim-bridge-client-qtを入れる方法。
# apt-get install scim-bridge-client-qt

もう一つは、Gnomeの「システム」→「システム管理」→「言語サポート」で、「多言語入力のサポートを有効にする」を外す方法。終わったら、PCを再起動する。(ちなみに、この設定はGnomeで外しておけば、Xfceでも有効になる。)