2008年10月31日金曜日

DiffのGUIツール

Meldがi18n対応もしていて使いやすい。
# aptitude install meld

2008年10月30日木曜日

Subversionのインストール

インストール
# aptitude install subversion subversion-tools

あとは、いつも通りコマンドから使用できる。

GUIクライアントが欲しい場合は、
# aptitude install rapidsvn

など。

2008年9月23日火曜日

コマンドの実行時間の計測

timeコマンドを使うことで、汎用的にコマンドの実行時間を計測できる
$time [command]

real 0m0.320s
user 0m0.300s
sys 0m0.004s

CPPLapack

インストール
# aptitude install lapack3-dev

liblapack-devというパッケージもあるが、ただ今Debian lenny(testing)の中でテスト中であり、
バグが完全に取れていないようなので、今回は見送り。

CPPLapackヘッダー群を以下からダウンロード。
ダウンロードしたら、解凍・展開しプログラム作業ディレクトリに配置。
$ tar zxvf cpplapack-2005_03_25.tar.gz
$ mv cpplapack-2005_03_25 cpplapack

サンプルプログラム(逆行列の計算)
#include <iostream>
#include "cpplapack/include/cpplapack.h"

using namespace std;

int main(void){
CPPL::dgematrix A(3,3);
A(0,0)=1.0;A(0,1)=2.0;A(0,2)=3.0;
A(1,0)=4.0;A(1,1)=5.0;A(1,2)=6.0;
A(2,0)=7.0;A(2,1)=8.0;A(2,2)=1.0;

CPPL::dgematrix A_inv;
A_inv = CPPL::i(A);

cout << A << endl;
cout << A_inv << endl;
cout << A*A_inv << endl;

return 0;
}

コンパイル
$ g++ -Wall -Wno-unknown-pragmas -o test test.cpp -llapack -lblas

cpplapack/test/dgematrix/dgematrix-calc 参照。

参考サイト

2008年9月14日日曜日

リモートXの方法

sshを利用すれば、簡単にリモートXを使用することができる。

前提条件は、転送先・転送元ともにX-window-systemがインストールされていること。
(転送元にも必要であることが盲点。)

インストールされていない場合は、インストールする。
# aptitude install x-window-system

あとは、リモートへssh接続する際に、"-X"を付けるだけでよい。
$ ssh -X [remote_host]

2008年8月16日土曜日

virtualboxのHDDイメージを複製する

OSインストール済みのHDDを分化させて、別々の実験を行いたい場合などを想定。

.vdiをそのままコピーしてvirtualboxに登録させようとすると、HDDのUUIDが被るのでダメと言われる。
そこで、
$ VBoxManage clonevdi old.vdi new.vdi

のようにして、new.vdiを使えば良い。

ただし、old.vdiは、~/VirtualBox/VDIに置いておかないと、FILE_NOT_FOUNDと言われる。

2008年7月23日水曜日

virtualboxバイナリ版のインストール

Ubuntuのリポジトリに入っているVirtualBoxはオープンソース版であるため、USB認識が使えない。
そこで、USB認識が行える本家のバイナリ版をインストールする。
から、Ubuntu用のバイナリパッケージをダウンロードする。
このパッケージは、virtualbox-oseとコンフリクトしてしまうので、既存のVirtualBoxを削除する。

# apt-get remove virtualbox-ose virtualbox-ose-modules-generic

次に、本家バイナリ版をインストールする。
# dpkg -i virtualbox_1.6.2-31466_Ubuntu_hardy_i386.deb

デフォルトではUSB認識ができないため、必要な設定を行う。
まず、/etc/groupでvboxusersにVirtualBoxを使用するユーザーが登録されていることを確認する。
次に、/etc/fstabに次の一行を追加する。
none /proc/bus/usb usbfs auto,devgid=129,devmode=664 0 0

(devgidにはvboxusersのgidを入れる)
あとは再起動すれば使えるようになる。

virtualboxのインストール

パッケージのインストール
# apt-get install virtualbox-ose virtualbox-ose-modules-generic

VirtualBoxを起動し、設定を行う。
まず、VirtualBoxを使用するユーザーをvboxusersグループに追加する。

次に、標準では仮想PCを起動したときに、キーボード入力をキャプチャしてくれないので、対策を行う。
やり方は2通り。

1つは、scim-bridge-client-qtを入れる方法。
# apt-get install scim-bridge-client-qt

もう一つは、Gnomeの「システム」→「システム管理」→「言語サポート」で、「多言語入力のサポートを有効にする」を外す方法。終わったら、PCを再起動する。(ちなみに、この設定はGnomeで外しておけば、Xfceでも有効になる。)

2008年6月1日日曜日

Flashプラグインのインストール

Adobe Reader同様、Ubuntuではバイナリが提供されておらず、APTによる自動インストールはおこなわれないため、手動でインストーラを実行する必要がある。

まず、インストーラをインストールする。
# apt-get install flashplugin-nonfree

ダウンロードされたファイルのある所へ移動。
# cd /var/cache/flashplugin-nonfree/

tar.gzを解凍し、インストーラを実行。
# tar zxvf install_flash_player_9_linux.tar.gz
# cd install_flash_player_9 linux
# ./flashplayer-installer

インストーラは、対話式になっているので、画面の指示に従って進める。
途中、
Please enter the installation path of the Mozilla, Netscape,
or Opera browser (i.e., /usr/lib/mozilla)
と聞いてくるので、
/usr/lib/firefox
と入力する。

プリンタドライバのインストール

※注:ここで説明する内容は、私の研究室で使用しているプリンタ(Canon LBP3410)のための設定です。

Canonのwebサイトへいき、Linux用のプリンタドライバをダウンロードする。
http://cweb.canon.jp/drv-upd/lasershot/linux/lips4linux.html

ここでは、Debian用パッケージが用意されてあるので、それを利用することにする。
  • cndrvcups-common_1.50-2_i386a.deb
  • cndrvcups-lips4_1.50-2_i386a.deb
これらのパッケージは、libcupsys2-gnutls10に依存しているが、このパッケージはUbuntuにはないので、Debian本家からダウンロードする。
http://packages.debian.org/etch/libcupsys2-gnutls10

  • libcupsys2-gnutls10_1.2.7-4etch2_all.deb
これらのパッケージを順番にインストールする。
# dpkg -i libcupsys2-gnutls10_1.2.7-4etch2_all.deb
# dpkg -i cndrvcups-common_1.50-2_i386a.deb
# dpkg -i cndrvcups-lips4_1.50-2_i386a.deb

以上でドライバのインストールは終了。

次に、Ubuntuへのプリンタの登録を行う。
「システム管理」→「印刷」を起動、。「新規プリンタ」を選択すると、ネットワーク上にあるプリンタの一覧を検索し始めるので、検索結果の一覧の中から、Canon LBP3410 を選択。
プリンタドライバに「Canon LBP3410 LIPS4 ver1.5」を選ぶ。
以上で、Ubuntu へのプリンタの登録は終了し、印刷ができるようになる。

gnuplotのインストール

とても簡単。
# aptitude install gnuplot

起動
$ gnuplot

Adobe Readerのインストール

Adobe Readerはフリーではないため、バイナリ提供がなされていない。
Ubuntuで用意されているパッケージもインストーラのみである。

まず、インストーラパッケージをインストールする。
# aptitude install adobereader-jpn

次に、インストーラを実行しパッケージをダウンロード&インストールする。
ダウンロードにはwgetを使用しているようなので、プロキシ越しの場合は、
あらかじめプロキシをさしておく。
# export http_proxy=http://yourproxy:8080/

インストーラの実行
# acroread

次に、Adobe Readerの設定を一ヶ所だけ行っておく。
Adobe Readerを起動し、「編集」→「環境設定」→「インターネット」→「libgtkembedomz フォルダ」の項目に、
/usr/lib/firefox
と入力する。これで起動時にエラーメッセージが出ること無くAdobe Readerを使うことができる。

TeXlipseのインストール

まず、Eclipseをインストールしておく。
プロキシ環境下にある場合は、Eclipseのプロキシ設定を行っておく。

インストールは、「ヘルプ」→「ソフトウエア更新」→「検索およびインストール」を実
行、「インストールする新規フィーチャー」を選択して「次へ」、「新規リモートサイト」
を選択し、「名前」欄に
TeXlipse
「URL」欄に
http://texlipse.sourceforge.net/
とすれば、あとは自動的にインストールされる。

TeXファイル保存時に、自動的にコンパイルを行うようにするために、
「ウィンドウ」→「設定」→「TeXlipse」→「Builder Settings」で、
Latex program を
/usr/bin/platex
に変更する。

また、platexはEUC-JPのみ対応するため、ファイルの文字コードに注意する。

TeXlipseによる自動コンパイル時に、TeXのSyntax Errorなどによってplatexがハングアップした場合は、platexのプロセスを直接killする。

日本語TeX環境の構築

必要パッケージのインストール。
# aptitude install ptex-bin xdvik-ja dvipsk-ja okumura-clsfiles
vfdata-morisawa5 cmap-adobe-cns1 cmap-adobe-gb1 cmap-adobe-japan1
cmap-adobe-japan2 dvipdfmx

次に以下のコマンドを連続実行。
# jisftconfig add
# update-texmf
# mktexlsr

以上で、日本語TeX環境のインストールは終了。
TeXのコンパイルは、例えば、
$ platex test.tex

のようにする。

Eclipseのインストール

あらかじめ、JREをインストールしておく必要がある。
# aptitude install sun-java6-jre

# aptitude install eclipse eclipse-cdt eclipse-common-nls

C/C++コンパイル環境の構築

標準ではライブラリがインストールされていないので、
# aptitude install libc6-dev

C++の場合は、
# aptitude install g++

複数バージョンのMATLABのインストール

1つのPC内に複数のMATLABを共存させることが可能。
インストール時に、それぞれ別のインストールディレクトリを指定する。
例えば、MATLAB R2008a に加え、MATLAB R2007b もインストールするのであれば、
インストール先を
/usr/local/matlab2007b

のようにしてやればよい。

ただし、シンボリックリンクは既存のインストール内容を上書きしてしまうため、
それぞれのMATLABを起動するには、絶対パスで指定してやる。
$ /usr/local/matlab2008a/bin/matlab &

$ /usr/local/matlab2007b/bin/matlab &

のようにする。

MATLABの削除

インストールディレクトリを削除し、シンボリックリンクを削除する。
# rm -rf /usr/local/matlab2008a
# rm /usr/local/bin/matlab
# rm /usr/local/bin/mex

MATLAB R2008aのインストール

(1) JREのインストール
Linux用のMATLABはJRE(Java Runtime Environment)が必要なので、予めインストールしておく。
# aptitude install sun-java6-jre


次にMATLAB本体のインストール。
まず、ダウンロードしたMATLABのファイル群を
~/matlab_temp

に配置したとする。

(2) インストール先ディレクトリの作成
# mkdir /usr/local/matlab2008a


(3) ライセンスファイルのコピー
インストール先ディレクトリへ、予めライセンスファイルをコピー。
# cp license.dat /usr/local/matlab2008a


(4) インストーラの実行
# cd ~/matlab_temp
# tar xvf boot.ftp
# ./install

CUIのインストーラにする場合は、
# ./install -t

とする。

インストール中の注意点としては、
  • Install manually without using the Internetを選択する。
  • MATLAB Root Directory には、「/usr/local/matlab2008a」を入力する。
  • File Installation Keyには、インストールキー(12-23456-**)を入力する。
  • Create symbolic links to MATLAB scripts in にはチェックを入れる。
(5) アクティベーション
MATLAB R2008a からはアクティベーション機能が搭載された。
インストール完了後、「Activation Welcome」の画面が出るので、
「Activate manually without the Internet」を選択する。

次の画面で、ライセンスファイルへのパスを要求されるので、
/usr/local/matlab2008a/etc/license.dat

とする。
これでアクティベーションは完了。

(6) 起動
$ matlab &